CRAFTSMANSHIP

クラフトマンシップ

二世紀に渡るクラフトマンシップ

写真:錬金作業

他店よりも満足いただける価格とクオリティでジュエリーをお届けできるのは、約二世紀にわたり歴史と信用を脈々と受け継いできたことと、深く関係があります。

長い歴史が培った「他店が追いつけない宝石知識・仕入れルート・鑑別技術」で、コストを抑えつつ最高品質のルース(宝石)を。

「デザインも新たな技法も常にブラッシュアップし続けた」からこそ、カジュアル、フォーマルまでどこよりも自由なデザインを。

ひとつひとつの造りが全く異なるオーダージュエリーでは、制作実績を重ねることで大きな違いが生まれます。

写真:当時のいのうえ貴金属店の写真

「いのうえ」の歴史とクラフトマンシップのDNAは、すでに江戸時代から息づいていました。

1828年、現在の福岡県久留米市。
初代によるかんざし・キセルの製造/販売がその始まり。
細工の丁寧さ・表現の豊かさ、なによりお客さま第一の仕事ぶりで、高い評価を受けてきたと伝えられています。

1945年、五代目が中洲川端に井上貴金属店を設立。
繊細な細工と美しい造形が、アメリカ兵の間でたちまち評判に。
本国以上のクオリティで、次々と指輪の制作が舞い込むことに。

写真:当時のいのうえ貴金属店の写真

六代目は、ダイヤモンドをより深く理解し、魅力をさらに引き出すことに全力を注ごうと決心。

海外旅行すら珍しい当時、単身アメリカへ渡り、ダイアモンドの"4C"を考案したGIAの本場で『米国宝石学会公認鑑定士』を取得。

帰国後は、アメリカで学んだ宝石知識・ノウハウ・グレーディング・鑑別技術で国際ネットワークを構築。
『高品質しかも低価格』の宝石・時計の専門店として、全国で知られるようになりました。

お客さまに最高のジュエリーをお届けするために、次の一世紀もクラフトマンシップを受け継いでいきます。

INOUE QUALITY

徹底した品質管理

長くご愛用いただくための 品質管理

ご注文いただいた商品がお客様のお手元に届くまでには、業界随一の厳格な品質管理が徹底して行われます。
宝石、ジュエリーに精通したクオリティコントロールの専門スタッフが、10倍ルーペを用いて瑕疵の有無や石のセッティング、仕上げなどを各工程ごとに確認。職人と連携し、お客様の着用を第一に考えながら制作を進めます。

また、工場出荷前や受け入れ時、店頭出荷時など、検品は都度行われ、各項目ごとに細かくチェックされます。すべての検査をクリアした商品のみに、専用の保証書を発行。宝飾品は世代を超えて愛され、持ち主の感情や思い出を受け継ぐものであるからこそ、耐久性は強く求められます。

建築でも基礎が重要視されるように、長いご使用に耐え抜くには、基本的な作りがしっかりと、着実になされていることがとても大切。そのため、形作られるまでには厳しい品質チェックが繰り返されるのです。

厳しい鑑定・鑑別を経てもなお、厳選される宝石

写真:鑑定士が鑑定作業をしているところ

取り扱いダイヤモンドは「GIA米国宝石学会」「中央宝石研究所」もしくは「AGTジェムラボラトリー」など、外部の鑑定機関において第三者的な立場から公正鑑定を受けたもので、かつ自社の専門スタッフがひとつひとつ丁寧に検品しております。
宝石は目で見て楽しむもの。天然のもので本来は多種多様な宝石を、鑑定書の定める大まかな分類のみで振り分けるには十分とはいえません。

いのうえでは「鑑定書+α」の「α」の部分を、米国宝石学会公認鑑定士(GIA G.G)など専門の資格を有し、数多くの制作に携わってきた経験豊富なスタッフの審美眼が担います。
いのうえはダイヤモンド研磨市場において長い歴史を誇る国、ベルギーのアントワープダイヤモンド取引所、アメリカのニューヨークダイヤモンド取引所の正会員です。

貴金属の品位をあらわす刻印

いのうえでお作りする宝飾品には、それぞれ貴金属の純度をあらわす刻印がほどこされております。金製品刻印の「K」は「Karat」の略。24分率で表される金は、K24=純金となります。

金のジュエリーでよく聞かれる「K18」は24分の18、つまり75%が金ということです。純金のままでは目的に応じた製品化や使用に適さないため、割り金(わりがね)と呼ばれる別の金属を混ぜることで耐久性を持たせ、色の違いを出します。
また、プラチナ製品は1,000分率で表すため、「Pt850」は85%、「Pt900」は90%がプラチナとなります。いのうえの喜平商品には、確かな品質を保証する造幣局の検定マーク(ホールマーク)が金・プラチナの品位とともに刻印されております。

※一部例外がございます。

CREATOR TEAM

クリエイターチームのご紹介

写真:円になったクリエターの差し出した手のひらを俯瞰で撮影した写真

ご来店からご納品時まで、そして納品後のアフターケアまで、チームでお客様をしっかりサポート。
店舗でお客様に接客をする宝石鑑定士、上級ジュエリーコーディネーター、リモデルカウンセラーにジュエリーデザイナー……、有資格者による独立したプロフェッショナルチームの連携により、高い接客サービス、満足度を実現する為の目標を共有しています。
また店舗近くに構える自社工房には、1級貴金属装身具製作技能士の資格を持つクラフトマンが揃います。
専門性の高い技術を持つ職人たちは、黄綬褒章、労働大臣表彰(現代の名工)、PGI賞優秀賞、JAAジュエリーデザインアワード内閣総理大臣賞、台東区賞受賞者の名工も名を連ね、「品質へのこだわり」をモットーにしております。

コーディネーター&アフターサポート

写真:円になったクリエターの差し出した手のひらを俯瞰で撮影した写真

お客様とクラフトマン、縁の下で宝飾品との出会いをサポートする大切な部門です。
店舗での接客、ご案内からご納品までを責任もって担当するコーディネーターは、それぞれがジュエリーコーディネーターの上級資格2級を保持。
宝飾品購入やオーダーメイドジュエリー制作ついてのご相談やご心配、不安など、どんな些細な事でもまずはお聞かせください。
納期や予算は勿論、ご納品後のアフターケアまでしっかりとお手伝いをさせて頂きます。

クラフトマン MASATAKA

写真:MASAKIの作業風景

ブライダルリングにオーダーメイド……、宝石・時計いのうえの宝飾品を命を与える、「いのうえ」になくてはならないクラフトマン。
スタート地点のデザイン草案から制作まで、全ての工程を一人でこなす根っからの職人肌で、デザインコンセプトをジュエリーに昇華し、表情豊かな作品に仕上げます。

略歴

日本屈指の名門貴金属製作所の社長と同郷であったこともあり、偶然の縁で10代でこの道に入りました。
朝晩を貴金属、宝石に捧げた日々、そんな修業時代が正確かつ迅速な技術を育みました。

  • ◆1級貴金属装身具製作技能士

これまでに黄綬褒章、労働大臣表彰(現代の名工)、PGI賞優秀賞など多くの賞を受賞。
*技術提携者

クラフトマン HIROSHI

写真:HIROSHI

工房チームをそっと縁の下で支える、一切の妥協を許さぬクラフトマン。
伝統技能を大切にしながらも、常に新しい技法、技術を取り入れる視野の広さを大切にしています。
人生を共にした利き腕一本で、どんなデザインも形にしてしまうオールラウンダー。

略歴

大学では金属工芸を専攻し、卒業後デザイナーズブランドに就職。難解なデザインの提案もオールマイティーにこなせる高い技術に、大きな信頼が寄せられます。
また日本古来、江戸時代にまで遡る木目金技法も習得し、高度なオーダーメイドにも対応。

  • ◆1級貴金属装身具製作技能士
  • ◆JJAジュエリーデザインアワード2021グランプリ内閣総理大臣受賞

彫金師&クラフトマン KENJI

写真:KENJI

洋彫り、彫り留め、石留めのプロフェッショナル。
デザインに応じ、和、洋または折衷スタイルまで、様々なテイストのデザインを彫りで表現します。
クラフトマンとしてのモットーは、兎にも角にも丁寧に、そしてディテールにも心を込めること。
なお彫り、石留めだけでなく、デザイン、制作も対応可。

略歴

宝飾学校を卒業後、九州屈指のデザイナーズブランドにてジュエリー制作に従事。 宝飾品加工に勤しむ中で、機械によらぬ手彫りの美しさに感銘を受け、独自でその技術を習得しました。

  • ◆1級貴金属装身具製作技能士

*技術提携者

デザイナー&クラフトマン RINA

写真:デザイナー&クラフトマン RINA

鋭い感性、ディテールまでこだわったオリジナルデザインの製作から、ワックスによる原型作成までをこなします。
宝石、ジュエリーを愛する女性の立場から紡がれる女性らしい柔らかなデザイン、クラフトマンらしいインスピレーションでヒアリングを行い、想像力溢れるオリジナルデザインジュエリーを提案、制作。

略歴

大学で金属工芸を専攻、卒業後はその知識、技能を活かす為に宝飾業界に飛び込み、ジュエリー制作会社に入社。
クライアントへのオーダーメイドジュエリーのデザイン実績は数百組にも渡ります。

  • ◆1級貴金属装身具製作技能士
  • ◆ジュエリーコーディネーター2級
  • ◆JJAジュエリーデザインアワード2021台東区長賞受賞

宝石鑑定士&バイヤー 井上晃一

写真:宝石鑑定士&バイヤー 井上晃一

大学在籍中に取得したGIA米国宝石鑑定士の資格を取得し20年以上、わずか数ミリのメレダイヤモンドから数十億円のファインジュエリーまでを買い付けを担当。
行動力と国境を越えたネットワークで、お客様のどんな難解なリクエストにも応えるがモットー。
ヨーロッパ、アメリカ、アジア…、たった1石の宝石でも養った鑑定眼と信頼を盾に、最高品質のクオリティを追い求めます。
宝石鑑定から真珠、時計のアドバイザー、修理師として、多岐に渡る宝飾、時計に精通し、その知識をお客様に還元しています。

慶應義塾大学在籍中に、ヨーロッパ(イタリア、フランス、ドイツ、ベルギー、イギリス、スイス、オーストリア)、アジア、アメリカを歴訪し、国々に根付く文化や価値観、目には見えぬ感性を磨きます。
在学中に取得した宝石鑑定士の資格を武器に、国内最大手の宝飾品商社に就職し、海外バイヤーとして宝石、宝飾品を買い付けを担当。
世界屈指の宝飾品見本市バーゼルワールドなどでの取引を重ね、その経験で国内トップクラスの宝飾品展示会を企画、運営。
現在の会社に入社後は、経営の傍ら、今までの経験、知識を活かし、ダイヤモンドや色石、真珠の仕入れ買い付けも担当しています。

略歴

  • ◆宝石・時計いのうえ 代表取締役社長
  • ◆米国宝石学会 公認鑑定士
  • ◆時計修理技能士
  • ◆真珠シニアアドバイザー
  • ◆ジュエリーコーディネーター
  • ◆ウォッチコーディネーター
  • ◆慶応義塾大学・経済学部 卒業

宝石鑑定士 井上健一

写真:宝石鑑定士 井上健一

宝飾業界のパイオニア、プライスリーダーとして、世界をボーダーレスに行き来しながら、業界のプライス革命を起こした先駆者。
中間マージンを大幅縮小した、当時の若きチャレンジャーです。何事も為さねば成らぬ成る業を、トコトンこなした生粋の博多っ子。
「躊躇いは敗北、前身あるのみ」をモットーに、より良い商品を良き価格で提供したいを心のエンジンに、会社経営の傍ら福岡・博多の地元に根差した会合、友好協会等で世話人を歴任。

大学卒業後、当時は非常に稀であった海外留学で学を為し、アメリカはロサンゼルスの米国宝石学会(GIA)で公認宝石鑑定士の資格を取得。
以後、宝石・時計の買い付けで世界を駆け周り、特にベルギーのアントワープへの渡航・買い付け回数は数十を数えます。
優れた起業家に対する実績・精神を表彰する「アントレプレナー大賞激励賞」をニュービジネス協会から受賞し、宝飾業界のパイオニアとして多くのジュエリーを日本に紹介。

いのうえ貴金属、いのうえダイヤモンドの代表取締役社長を歴任し、七代目に役職を譲り、現職に至ります。

略歴

  • ◆宝石・時計いのうえ 取締役 会長
  • ◆米国宝石学会公認鑑定士
  • ◆ロスアンゼルスの宝石学会に留学
  • ◆福岡・USオークランド友好協会世話人
  • ◆博多中州町連合会 前財務理事
  • ◆博多総鎮守・櫛田神社 前宮世話人
  • ◆博多祇園山笠 中洲流 前流監査
  • ◆福岡青年会議所シニアクラブ会員
  • ◆西南学院大学・同窓会評議員
  • ◆西南学院・百道会会員
  • ◆ミス日本コンテスト・九州大会審査員
  • ◆博多21の会会員