金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(6月1日)】

■海外貴属市況コメント■
6月1日、週末NY貴金属市場の金は上昇。朝方は欧州問題に対する根強い懸念を背景にドル高・ユーロ安が進み、これを眺めて金も売り込まれた。しかし、市場の注目を集めていた米雇用統計の内容が非常に悪かった事で、市場では急激なリスク回避が進み、金は資金の逃避先としての買い注文で急反発した。その後やや落ち着きを取り戻すと、今度は外為市場で為替がドル安・ユーロ高に反転し、この影響を受けて金はさらに買い進まれて1600ドル台に乗せるとともに5月8日以来の高値を付ける形となった。市場では「混乱の中で資金の逃避先として買われた今回の流れは、金が今後さらに値を上げる展開になるだろう」との声も聞かれた。銀も大幅高。金の値動きに連れ、下落の後に急激に値を戻し、取引終盤に一段高となる展開。プラチナも上昇。こちらもドル高・ユーロ安などで下落したものの、米雇用統計後の金の値動きに連れて値を戻す展開となった。また米雇用統計の悪化により、量的金融緩和実行への期待感が膨らみ、これが強材料視された。

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